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2025/02/19 14:14 |
熱帯男子

2月16日に、ミュージカル「熱帯男子」を観ました。
題名とチラシとあらすじを見た段階で、好きなキャストが3人も出演しているにもかかわらず、止めておこうかと思いましたが、観て良かったです…!!

続きより、あらすじと感想参ります!!ネタばれだけで構成されていますので、DVD待ちの方はご注意ください!!

貧しさで苦労してきた主人公・菜々美は、恋愛と結婚は別物であるという考えの持ち主で、顔も性格も好きではないが大金持ちである男性と婚約していた。
ある日菜々美は、古風な名前のイケメン4人にうっかり連れられ、東京から南へ1200kmの「池綿島」という所へ行ってしまう。そこは、携帯もテレビもコンビニもないが、美しい島で、男性は何故かイケメンばかりであった。

嫁不足に悩む島で、漁師の喜八、土木作業員の政宗・兵次、医者の銀蔵、住職の八雲にデートに誘われ、返事に悩む中、役所の職員・孝吉(こうきち)に、「俺と結婚するふりをしてくれ」と頼まれる。
孝吉には重い病にかかった中学生の妹がいるが、「兄が嫁を見つけるまでは島を出ない」と言い張るため、本州の大きな病院で治療を受けさせることができずにいたのだった。

次第に惹かれ合う孝吉と菜々美であったが、菜々美の居場所を突き止めた婚約者・白鳥が池綿島へやって来て、島に大きな病院を建てることを条件に、菜々美を連れ戻そうとする。菜々美は孝吉に「今までのはただの遊び」だと偽りを告げ、定期船に乗り込んだ。

苦悩しながらも見送る孝吉に、白鳥と菜々美の会話を聞いていた寛太が、引き止めるように言う。
「本当のことを言ったらお前が引き止めると思ったから、何も言わずに行ったんじゃないか。お前を信じてたからじゃないか!」

必死に叫ぶ孝吉の声が届いたとき、菜々美は海へと飛び降りた――。

そうして、菜々美は孝吉と池綿島で暮らすことになるのだった…。


という感じのお話でした。


ところで、白鳥が島へ来るときに、池綿島出身の人気アーティスト「Q」も一緒にやって来ていた。
「自分が一声かければ、大勢を動かせる」と言うQの提案は、池綿島で島民たちがコンサートを行い、女性客をたくさん呼ぶというものであった。そうすれば、きっと島に観光客も来るようになり、嫁不足も解消、病院も建てられるはず…。

病院が建てられたか、妹の悦子がどうなったかまでは描かれていませんでしたが、菜々美と孝吉の未来は幸せそうだったので、上手くいったと思いたいです。


さてさて、恒例の観た人にしか伝わらない好きなシーン及び人物語り参ります!!w
・初めに会った4人は、孝吉、喜八、銀蔵、政宗。
島に戻ってから喜八が「俺のこと覚えてる?」と聞き、覚えていなかった様子の菜々美を見て、「ショック!!でも立ち直る~♪」

・喜八、政宗・兵次、銀蔵、八雲が菜々美をデートに誘うシーンで、それぞれが歌うのですが、キャラがよく現れていて良かったです!

・政宗と兵次が誠治郎さんと根本さんの演じている人物で、相棒でした。
二人とも限りなく誠治郎さん的なキャラですが、やはり根本さん演じる兵次はツッコミ寄り、政宗を抑える役どころでした。

・政宗「俺は最初から(菜々美に)目を付けてたんだ!この島へ来る時も、文句ひとつ言わずにただゲーゲー吐き続けて…なんて健気なんだ…!
兵次「(船酔いが酷過ぎて)言えなかっただけだろ…

・個人的にとてもツボだったのは銀蔵さんです。
普段感情があまり表に出ず、政宗辺りには「サイボーグ」と言われ、冷たいと思われがちですが、菜々美が思っていた(のを八雲に読み取られた)ように、「不器用で感情表現が苦手なだけで、本当は優しい人」です。

・島をアピールしよう!会議にて、ゆるキャラを作る案が出るも、八雲の描いた「やぐもくん」が全然ゆるくなく、むしろ怖いという…。
ちなみに絵は、キャスト日替わりで描いているようです。

・悦子は、孝吉が「結婚する」と言っているのは、自分を大きい病院へ行かせるための嘘だろうと思い、菜々美に「お兄ちゃんのどこが好きなの?」と聞き、さらにはキスしてみてと言う…。

孝吉は菜々美に近寄るも、「やっぱりやめよう――」
離れようとする孝吉に、菜々美は黙ったままキスをする…。
というシーンがですね、柄にもなくトキメきました…!!

・観光資源はイケメン、という話になったとき、歌に乗せて3人ほど「本日のイケメン」的な台詞を言うコーナーが!まず竹千代(旅館の主)が一人指名し、その人が中央へ出てきたところで、
♪イケメーン~イケメーン~イケメンアイランド♪
(ここで一言!)

一人目・銀蔵「んー…じゃあ、薬は俺のキスで」
→元の位置に帰ったあと、膝から崩れ落ちましたw
恥ずかしさが込み上げてきたと見た!そんなところに萌えました!!

二人目・兵次…すみません、とってもカッコいい台詞を言って客席から歓声が上がったのは覚えているのですが、肝心な内容を忘れました…orz

三人目・寛太「寒いの?じゃあ、片方…(手袋を渡す)こっちは俺の。もう片方の手は、ポケット」
…?
カーン…
鐘鳴った…!
寛太「え!嘘!?こんなの初めて!!」もしかして、公演中初めて滑ったパターンですか?
というか、そこは「もう片方は繋げばあったかいでしょ?」とかそういう方向に行くんじゃないんですか!!?

・音楽は生演奏とのことでしたが、予想以上に、舞台上の見える所でもキャストさんの生演奏が見られました!もちろん誠治郎さんのギターも♪

・菜々美が初めのシーンで歌う「結婚と恋愛は違うのよ」というような曲が、孝吉と別れるシーンでも再び歌われるのですが、その表情と、声の調子の違いとで、たまらなく切なくなっていました…!
とにかく、菜々美が歌が上手く、声が良く通るので、デュエットになると「孝吉の声が負けてる…」と思ってしまったほどでしたw

・そういえば、白鳥も大変良い声でした…!憎まれ役なので、「無駄に」が付く感じで美声でしたw


…という感じで、笑いあり、涙あり、トキメキありの、素敵なミュージカルでした!!

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2013/02/24 10:45 | Comments(0) | その他舞台・役者さん関係

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