だいぶ日にちが経ってしまいましたが、2月2日に「FROG―新撰組寄留記―」を見ました!
今回は折りたたまず、そのまま感想を書いてしまいますよ!
あらすじを読むと、また新撰組に女の子が入る系でしかもタイムスリップものか~…と思ったのですが、一緒にタイムスリップした担任の先生が、前世の、山南敬助の恋人・明里の記憶を持って生まれ変わった人物であるというところが面白かったんです!!あらすじには書かれていませんが!
主人公(ツカサ)は新撰組に詳しいファンで、先生(あかり)も記憶と知識の両面から詳しいので、歴史の流れを知る人物が二人、新撰組の運命をめぐって奔走するところが見所です。
殺陣が見ごたえがありました!
SEが割とリアル路線でして、特に血しぶき系がなかなかえげつない音でした。
それと、刀や槍が刺さっている演技も、刺さってる感がかなりありました。
登場人物が多く、様々な事件を盛り込んでいるため、新撰組を詳しく知らないとその場で覚えなくてはならない情報量が多いので辛いところもありました…。
未来を知っている人と伊東が結びつく辺りは、漫画『ピースメーカー』シリーズを彷彿したりもしました(^^;)
伊東の最期が、土方との一騎打ちで、すれ違いざまに斬られた後に時間差で伊東が倒れる感じも(^^;)
この舞台は友人に誘われたので見に行ったのですが、アイルさんや鯛造さんも出演されていて、ラッキー♪という感じでした。
鯛造さんは藤堂平助役で、「こんなに強くていいのか!?」と思いつつも見せ場が多く、最後のシーンでは泣かされました。
アイルさんは伊東役で、見事な上品系悪役でした。
ところで、アイルさんは本当に見るたびに全く違う系統の演技をなさっていて、「遙か」「深説・八犬伝」「abc」「THE LIGHT」と、「FROG」以前にもこんなにアイルさんを観ていたっけ!?という感じでした。
「アイルさんの演技はこういう感じ」というものが固まっていない証拠ですよね…!凄い役者さんだなと、改めて思いました。