前回から結構空いてしまいましたね;
白虎組は言いたいことがなかなかまとまりまらず、書いては消しを繰り返していました…。
今回もネタばれです。
布都彦
布都彦の兄・羽張彦は、一ノ姫と駆け落ちをした…という扱いになっており、その事件の際に、一家が没落しています。
実際は、柊と三人で黒龍に立ち向かう為に宮を抜け出し、羽張彦と一ノ姫は命を落としたのですが、布都彦にとっては、償わなければならない罪として、心に刻まれています。
それゆえに、千尋への恋心を封じようとしたり、国の為を想い狭井君との間で揺れたり…。
それにしても、狭井君は人が悪いというか、ルートによっては、たまらなく憎いですよね。
狭井君は、黒龍が人に害をもたらすものだと分かっていながら、「龍神の加護を受けた中つ国」という演出の為に、千尋を追い込むのですから…。
揺らがない信念を持つ狭井君はとても好きですが…。
ところで、力を求めることに対して、考えさせられるルートでしたね。
自分が生き残るため、大切な人を守るため、今自分が持っている力では足りないときに、どうするか?
力と引き換えに、どんな代償が求められるのか?
他の遙かシリーズでも直面してきた問題ですが、初めて大事に至った例ではないでしょうか。(あ、3は1周しかしてないので何とも言えないです、すみません)
何と言いますか…この世に「正解」なんて存在しないんだな…と思い知らされるような気がします。
柊
現代の千尋を迎えに行くのに、あの日の夕刻にしか行けないとのことですが、やはり、自分達と年齢の誤差が生じないタイミングで、迎えに行ったのでしょうか。
一ノ姫達とともに黒龍と戦ったあと、中つ国を離れたのは、何故だったのでしょう?
常世の国で手に入れたかったものがあったようですが、それは、何だったのか…。
柊ルート以外だと、千尋の即位と同時に、また姿を消してしまうようですし…。
また、アカシャの竹簡は、天鳥船の書庫にあるようですが、柊が見る未来と、同一内容なのでしょうか?
仲間として同行する以前に、天鳥船の竹簡を読んでいたとは思えないですし…。
あとは、柊がアカシャの通りと言っている、二ノ姫が白龍を召喚して、黒龍を抑える…という流れが、本当に柊ルートのみなんですよね。
風早ルートと見比べると、何故呼べたんだろう、と思ったり。
現時点、柊が推しメンで、自分でも何故!?と思いましたw
そして考えた結果が、中つ国復興に必要だけれど、千尋にさせるわけにはいかないような「汚れ役」を担ってるのが柊だから…かなと。
卑怯だろうと、残酷だろうと、まずは味方を生き残らせなくてはならない。そんな場面で、説明したら反対されそうな作戦を、上手いこと隠しながら進めてしまう。
はぐらかすような話し方で、とてつもなく胡散臭く、怪しまれても誤解を解こうとしない。
要領は良い方だと思います。ただ、肝心なところで、一人傷ついてるような…。
アカシャ――運命は変えられないと思っているからか、全く自分を守らないところに、悲しみを覚え、そして、惹かれたのではないかと思います。
PR