譲くん編参ります。
ネタばれです。
譲くん
7、8年前に、唯一攻略したことがあります。
まず誤解のないよう申し上げます。
私が長らく遙か3を放置していたのは、決してつまらなかったわけではありません!!
当時の私は、ゲーム1周毎にレポを書かないと気が済まなかったこと、立て続けにプレイすると、浮気している気分で後ろめたかったことが原因で、再開するタイミングを逸してしまっていたのです…。
さてさて、2回目の譲くんルートですが、完全に初回と同じシーンで泣きました…。
譲くんが望美を庇って死んでしまったあと、何を見ても譲くんの姿が頭に浮かぶ。あの演出に弱いです…。
現代組で、味方の陣営にいるおかげで、ストーリー上説明しなくてはいけないことが少ない為、誰よりも演出が丁寧なルートだと感じました。
それにしても、譲くんは、どんな夢を見ていたのでしょう…。
「夢よりはずっと良い。あなたの手が暖かいから…」ということは、望美を護り切れず、自分も死ぬ夢だったのでしょうか。
星の一族の能力があるのも辛いですよね…。5→4→3と遡ってプレイしていると、どの時代でも苦しんでいますよね…。
脱線しますが、遙か5の瞬兄と祟くんが時空移動したことを不思議に思っていましたが、菫姫と同じ現象でしょうか?
譲くんルート1周目には譲→望美の壁ドンがあり、2周目には望美→譲で抱き着くシーンがあるのがですね、思い詰めて壁ドンしてしまったことを望美だけが知っているのが良いですよね…!!
譲くんは、「好き」だと言わせたのでは?と勘繰る必要もないですし、望美も、こんなにも譲くんを好きだったのだと気付いていますし!
そして十六夜ルートですが、こちらも凄く良い!
一番「龍神の神子」なルートですよね。
大切な人が、自分を守るために傷付いている。
大切な人を守るための力が欲しい。
龍神を喚ぶ能力があるらしい。
龍神を喚ぶということは、自分を捧げることになるらしい…。
それでも、皆を、譲くんを守れるのならばーー。
望美が消えたあと、行方を探して探して、見つからなくて、諦めかけたころ、それでも「会いたい」という揺らがぬ想いが、世界の果てでの再会につながった。
遙か2での最終日に近いシチュエーションで、残された側視点というのが新鮮で、そして悲痛で…。
譲くんの場合、日数が掛かった分や、自分が余計なことを言ってしまったせいで…!という想いの分、本当に取り戻せて良かったと…そう心から思いました。
PR