リズ先生編。
ネタばれです。
リズ先生
1周目の福原で、リズ先生が帰って来ず、陣の前で待って、それでも帰って来ず、九郎さんに対してぽろっと「先生が帰って来ないなんて、認めたくないのに!」と言ってしまう場面が、遙か3で大泣きした初めのシーンでした。
それにしても、まさか失踪し、あんなに早くルート完全分岐するとは…!!
リズ少年は、命の恩人の望美に再び出会い、今度は助ける為に、修業に明け暮れる。
ところが、いざその時が来ると、決まって望美は死に、何度も運命の上書きをする。
何度も運命を上書きして、それでも変えられない運命に苦しんでいたのは、誰よりもリズ先生自身だった。
何人もの望美の死を見て…。
鬼の一族は、相変わらず人々に忌み嫌われている世界。
特に、星の一族の取り乱しっぷりが、悲しかったです…。
確かに、かつて鬼の一族から京を守った神子に仕えた藤姫の子孫ならば、当たり前の反応かもしれません。とは言え、もはや京の人々と敵対する気もなく、ひっそりと暮らす一族に対して、あまりにも…。
本人は、気にしていないように言いますが、望美を巻き込まないように配慮することこそ、傷付いている何よりの証拠。
このエピソードがかなりぐっさりきた分、後日談がとても好きだったりします。
鬼退治をしようと山に迷い込んだ武士が、リズ先生と望美の庵で怪我を療養して帰った後、「鬼などいない」と言うようになる。
「鬼」と呼ばれる一族。もはや一族の名称として定着している「鬼」。
だけど、普通の人として、穏やかに過ごせたらいいのに、と願わずにはいられません。
…歴代遙かをプレイすると、なかなか上手くいかないのが分かってしまいますが…;
PR