まだ言い足りないかという感じですが(笑)
ネタバレです。
実は、ちょっと「あれ?」となった箇所がありましたので、考察…というほどのものではありませんが(笑)、考えたことを書いてみます。
卒塔婆丸が現れる聞こえるという鈴は、怨霊的なものかな?と思いました。
というのは、この海賊達が住む島は、島流しにあった人々と、元からの島民が住んでいました。ところが、ある流人が疫病を持ち込み、多大な被害が出ているとき、お上は助けるどころか、島を滅ぼそうとしました。その時に、生き残るために流人も島民も団結し、生きるために海賊行為を行うようになったそうです。
その際に亡くなった人々の無念などが、鈴の音になったのでは…?と。
そして、彼らを弔うために、卒塔婆丸の海賊は卒塔婆を背負っているのですよね…。
卒塔婆丸に襲われた船は、金も命も、根こそぎ奪われるという残虐さと、よそ者は受け入れないという風習。
これも、例の体験から、「やらなければやられる」という思いがあったり、見捨てられた絶望感から来るものだったり、団結を崩す原因を作らないためなのだろうと思います。
実際、受け入れてしまった伊織達が原因で、島が全滅してしまいましたよね…。
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