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2025/02/22 05:24 |
ROMEO-午前0時の訪問者-
大変お待たせいたしました。(…待ってくださっている方はいらっしゃるのか?)

ROMEOのレポを大方書きました!後日レポ追記も目論んでいます(笑)
とてもストーリーが気に入ったので、覚えている限りの内容を書きました。長いです。感想よりあらすじが遥かに多いです;

正直、突っ込みどころもちょいちょいありましたが、「よかった」というより、「凄く好き」だと言いたい舞台です。
余裕さえあれば、あと1~2回観たかったくらいです。というわけで、DVD予約してしまいました!


毎度のことですが、うろ覚えな箇所たっぷりです。

では、本題行きます!

開演まで薄明るかった舞台が暗くなり、高いところで祈っているような女の人が、飛び降ります。ジュリエット自殺シーン…!?

OP映像が流れる…と思いきや、キャスト紹介に入ろうとした辺りでぶちっと切れます。すると、上手から「申し訳ございません。只今原因を調査しております」との声が。演出じゃなかったのか!?

しかし、下手から悪魔の2人組、ベールゼブブとメフィストがやって来て、暇人共に一人の契約者の話をしてやろう的なことを言います。

誰かが、包囲されながら戦っています。これが、昔のロミオで、ジュリエットが命を落としたと思い込んでいます。「ジュリエットに逢わせてやろうか」という、メフィストの声に応じてしまいます…。


そして、今度こそOPに。やっぱり演出だったか!

OP映像が終わると、スクリーンの文字と声で世界観の説明があります。
世界は終末を迎え、資本主義は崩壊、小国に分裂。2100年、1日に日が3時間しか昇らない黒空国が舞台です。

ロミオの友人ペンヴォーリオと、弟分マキューシオが楽しそうに歌って踊っていると、長年いがみ合っている隣人、キャプレット家のティボルトが手下と共にやって来て、うるさい!と敷地の境界を引きます。凄くモンタギュー家寄りなんですが(笑)!
お互い罵り合っていると、機械的な動きの少年が、大根を手にやって来ます。後を追うように、畑主が、「泥棒だ~!捕まえてくれ!!」と走って来たので、皆で少年を捕らえようとします。が、攻撃されてるのはいつも畑主(笑)。少年すばしっこい!

モンタギュー夫妻も出て来たところで、ロミオが登場!どうやら、町を出ていたところを、母親の手紙で戻って来たようです。

モンタギュー氏(お父さん)は、この町で、乙女は17歳になると、塔から飛び降りて死んでしまう、それは悪魔への生贄ではないかと言われている…という話しをロミオにします。お母さんは、「この町にはもう私しか乙女はいない!次は私が殺されてしまう!」と思っているようで(笑)、ロミオに手紙を出したのでした。
しかし、マキューシオは、もうひとり乙女が、キャプレット家に居ると言います。
皆「息子しか見たことないぞ」。

ところで、先程の畑主、ロミオの兄のバルトロだったよう。
ロミオは、先程の少年に話しかけます。名を聞くと、「ジャン~」
ジャンは、抑揚の無い間延びした口調で、言葉の意味を理解しているのか怪しいです。
ロ「人のものを盗んじゃ駄目だろ」
ジ「なんで?」
ロ「この何にもできない人が、一生懸命作ってるんだ。盗んじゃかわいそうだろ?」
バ「…おい」
ジ「かわいそう~。…って何?」
ロ「かわいそうってのは…こういうことだ」バルトロを指して言ってます。
ジ「かわいそう~」
(笑)

ロミオは、女の子にフラれ、恋に懲りて帰って来たのですが、興味津々で、マキューシオ、ペンヴォーリオとキャプレット家に忍び込みます。

窓に小石をぶつけて、少女が顔を出したところを見る作戦、成功。ロミオ一目惚れ。
「もう恋は懲り懲りなんじゃないのかよ」
「これが最後の恋だ!!」ロミオのダンスと歌が入ります。凄く恋する少年感が出ていて、かわいいです。

その少女がジュリエットで、キャプレット家の実子ではなく、奴隷市場で売られていたのを買われたそうです。ちなみに、使用人のトドリエは、ジュリエットとセット売りだったらしい。「布団を買ったら、枕カバーがついてきたようなもんだ」
「しかも趣味の悪い」
トドリエ、かなり不細工設定。
実は、ジュリエット、トドリエ、ジャンはBHの欠陥品だと言います。
そして、父親が最近勝手にジュリエットの婚約者を決めていました。光をもたらすと言われている王子、パリスです。
しかし、ジュリエットはパリスに闇を感じてしまう…。ジュリエットは、闇を見通すことができること、ジャンは感情が無いことが欠陥なのだそうです。トドリエについては何も言いませんが、容姿ですか…?

ベールゼブブがメフィストに、「さっきから気になってたんだけど、BHって何?鉛筆?」と尋ねます。メフィスト曰く、「バイオヒューマン(だったはず…)」という、人口激減のために、人工的に作られた人間だそうです。まさかのSF要素!

初登場時含め、ジュリエットがよく歌っている曲があります。トドリエは、奴隷市場に居たときを思い出すからと、あまり聞きたくないよう。

ジュリエットに会いに行った際、3人はパリスに会います。

なかなかジュリエットの魂を見つけられないブイオは、いままでの生贄の中に、ジュリエットがいなかったか確認します。しかし、徹底したノーヒント。期限は次の新月まで迫っていて、間に合わなければ、ブイオの魂は粉々になってしまいます…。

パリスがメフィスト、ベールゼブブ、ブイオに、最後の生贄の話をします。
メフィストが生贄の名を聞くと、
「ジュリエット」。
もしかして、と思うブイオ。メフィスト達に、「ロミオを殺せ」と言います。


ロミオが、ジュリエットと共に国を出ようとすると、マキューシオとペンヴォーリオは猛反対。この国に光をもたらしてくれるパリス様に逆らうことは、許されないという。そして、どうしても聞かないロミオに、刃を向けます…!
ティボルトが「俺はお前に加勢する!」と、戸惑っているロミオを庇ってきました。お、今まで割と嫌な奴ポジションだったのに味方になったか!?
モンタギュー氏は、パリスと会った者は誰でもパリスを好きになってしまうと言います。
ロ「俺は何とも無いぞ」
モ「それは、恋をしているからだよ。パリス様と会う前に、ジュリエットと会っただろう?」

ロミオはモンタギュー氏から、一つの指輪を受け取ります。これは、恋人ジュリエットが死んでしまったと思い込んで、姿を消したという、昔のロミオが置いて行ったものでした。以来、モンタギュー家は、牧師を家業としながら指輪を守ってきたそうです。この指輪は、ジュリエットの持つ指輪と反応すると、光を放つと言います。

ところで、パリスはジュリエットを連れて行ってしまったようです。
ロミオは、指輪を手に、ジュリエットを迎えにパリスの城へ行きます。そこは、城の中とは思えないくらい暗い場所でした。
どう考えても不利なロミオは、パリスに捕まり、牢に入れられてしまいます。


そろそろパリスの術が解けてきたマキューシオ達のもとに、ティボルトがやって来ます。ティボルトは、父を殺したと言います…!
テ「聞いてしまったんだ…父さんがパリスと、ジュリエットを生贄にするって話しているのを…」
ティボルトも、ジュリエットが好きらしい…。
ペンヴォーリオを人質に、マキューシオにロミオを連れ戻せと命じます。マキューシオは躊躇いますが、ロミオを探しに走り出します。
様子を見ていたらしいパリスがやって来ると、ティボルトはパリスを倒そうと、刀を向けますしかし、パリスは強い。ティボルトは何とか応戦していましたが、後ろからペンヴォーリオの刃が貫きます…!パリスの力だ…!!
息絶えるティボルト。
パ「なんということを…。後は私が何とかします」
ペ「俺は何もしていない…!」 術が解け、我に返ったペンヴォーリオ。
モンタギュー一同が家に戻ると、パリスはティボルトの体を操っています…。


一方、マキューシオは、パリスの城を彷徨っています。ロミオを見つけられずにいると、ネクロノミコンという、ベールゼブブの本が…。
牢に捕らえられていたロミオは、突然自由になり、間近にいたマキューシオを見つけます。すると、体に不自由がある様子。
ロ「まさか、悪魔と…!?なんでそんなことを…!」
マ「俺ひとりじゃ、何もできないから…ロミオを助けなきゃって…!」
見返りは、片足…。

そこに、パリスがやって来ます。ロミオはパリスを倒すべく、斬り掛かりますが、捕まった時の傷のせいで、満足に戦えません。
それを見たマキューシオは「ロミオの傷を、引き受けさせろ!」。
ベ「見返りは高くつくぞ」
ロミオの制止を振り切って、マキューシオは目を失い、ロミオの傷も受けてしまいます…!
ロミオにはジュリエットを探しに行かせ、パリスと戦いますが、パリスの剣に倒れてしまいます…。
パ「見返りが高くついたようだな」

断腸の想いでマキューシオを置いてきて、ジュリエット、ジャンとの合流に成功したロミオ。ジャンが、逃げ道へと案内してくれたようです。いざ脱出しようとすると、ジャンは残ろうとします。
すると、ブイオが現れます。
ブ「殺せと言ったはずだ…」
メ「見返りがもう無い」
ジュリエットの魂は、このジュリエットが持っていると思い込んでいるブイオは、必死でジュリエットに話しかけます。契約では、ブイオがジュリエットを見つけ、愛せば、ジュリエットは記憶を取り戻すことになっています。しかし、ジュリエットは何も思い出さず、指輪も光りません。

ブイオはロミオに斬り掛かります。今までの動作からは想像できないほど、俊敏な動きです!ボロボロになった体を、ジュリエットへの妄執が動かしているのでしょう…。
辛くも勝ったロミオは、父から受け取った指輪をブイオに投げて寄越します。
ブ「これは、私の指輪…。何故、お前が…?」
ロミオは、真実を話します。衝撃を受けるブイオ。ジュリエットは、命と引き換えに、ロミオ…ブイオと来世での再会の為に悪魔と契約したのですから…。

ブイオはロミオの言葉で、ジュリエットを愛し、愛されていたことだけで十分だと気づきます。
すると困るのはパリス。利用しようとしていたブイオを使えない。
そして、パリスは指輪の放つ光も手に入れようとしていましたが、一向に反応を見せない。ジュリエットを始末しようとします。

ロミオにより、光を纏っていたかつての「ロミオ」に戻ったブイオは、パリスに立ち向かいます!
しかし、悪魔との数々の契約により、ブイオはあまりにもボロボロになっていました…。

見ていた悪魔達。
ベ「何とかできないの?」
メ「あいつ(パリス)には、もっと大きな悪魔が付いているからな…」
ベ「俺より大きいの…!?」 すっくと立ち上がり、背筋を伸ばすベールゼブブ186cm。身長の話じゃないよ…!
メフィストは、パリスが嫌いなよう。

ジャンが間に割り込み、ブイオを庇います!!倒れるジャン。

ロミオもパリスと戦い、なんとか倒します!

ジャンは、途切れがちな声で歌を歌います。 以前にも歌っていた、ジュリエットと同じ歌です。
ブ「これは…ジュリエットの歌だ…!」
そういえば、先程もジュリエットの歌声を聞いてそう言っていましたね…。
ジュ「私はこの歌を、ジャンから教わったの」

ジャンが、ブイオがロミオとして愛したジュリエットの魂の持ち主でした…!ジュリエットの記憶が封じられていたから、感情が欠けていたのか…!
全て思い出したジュリエットの魂。
ブ「どうして私は、こんなに近くに居たのに気付けなかったのだろう…」
メ「ま、そんなもんだよな」
しかし、パリスから受けた傷は、深すぎました。
息絶えるジャン。

ブ「これで、ジュリエットと共に眠れる…」
ブイオも息を引き取ります…。

二人とも幸せそうです。でも、切なすぎる…。


さて、後日。
黒空国は、日が昇るようになりました。


ベールゼブブとメフィストが、パリスについて話しています。
メ「俺は、全ての闇を見通せる。その俺に見えなかった」
ベ「え、え~!ルシファー!?」
メ「どうりでムカついたわけだよ」
しかし、ロミオとの戦いで、パリスからルシファーは出て行ったらしい。
メ「だから、悪戯してやった」

ひとまず平和を取り戻したロミオ達。
そこに、パリスが…「貴方がこの国に、光をもたらして下さったのですね!!」。…!?
ロミオに跪いて、手を握っていますよ…。
パ「これからも、どうかずっとここにいらしてくださいね…!!」
ロ「お、おう…」
明らかに(何事!?)と思っています。


ベ「また、随分とヘタレにしちゃったね~」

しかもパリスは、トドリエと婚約しちゃいました。死者も多いですが、生き残った人は皆幸せそうです。

パリス、ロミオの崇拝者と化したの図で、内容を語り終えたメフィスト。…忘れていましたが、メフィストの語りという設定でしたね…。
メ「ところでベールゼブブ。次の契約者は見つけたか?」
ベ「もちろん。午前0時に、部屋を暗くして待っててね~」



その後カーテンコールがあり、挨拶はロミオの誠治郎さん。客席が明るくなった後も音楽が続いていたので、帰っていいものか…と思っていたら、2度目の挨拶がブイオこと林修司さんからありました。
去り際に、何か叫ぶ誠治郎さん。ブログによると、「母ちゃん!」だったらしいです。

今度こそ終了!

切なさMAXですが、暖かさを感じる舞台でした。かなり好きだ!

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2009/10/11 19:55 | Comments(0) | その他舞台・役者さん関係

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